世界遺産登録
 
  百舌鳥・古市古墳群を世界遺産に

今、百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録を目指していますが、
この古墳群は世界的に観ても本当にすごいものです。
今まで世界遺産に登録されていないのがおかしい位のものです。

よく日本一大きな古墳である仁徳天皇陵、
二番目の応神天皇陵という言い方をします。
それでは、世界一大きな墳墓はというと、
仁徳天皇陵なんですね。
そして、世界で二番目が応神天皇陵。
では、世界3番目はというと、
百舌鳥古墳群にある履中天皇陵です。
世界1、2、3が日本のしかも、百舌鳥・古市古墳群にあるのです。

ちなみに、八幡神社というのは、
全国津々浦々に4万社くらいあるらしいのですが、
皆さんは八幡神社の八幡さんというのは誰のことか知っていますか。
八幡さんとは、応神天皇のことです。
八幡神社には、応神天皇が祀ってあります。
応神天皇というのは、古代の大王の中で、最もカリスマ性が
あり、指導力があった天皇だと言われております。
そう言ったことから源氏が鎌倉幕府の守り神として、
全国に広めていきました。
また、応神天皇は妃が誉田の人で、
入り婿状態で誉田に住んでいたので、
誉田の君と呼ばれておりました。
仁徳天皇の時代には、
難波の宮殿から都のメーンストリートとして
羽曳野までの幹線道路を整備しました。
また、石川の水を引いて大きな農業用水路をつくり
広大な農地を造成して、非常に豊かになりました。
だいたい豊かじゃないとあんな大きな墳墓は作れません。

そういった歴史の1ページを知ることによって、
より身近に感じられ、古墳も親しみを持ってみることができます。

古事記、日本書紀には、応神天皇や仁徳天皇に関する
記述がたくさんあるので、それを元にNHKの大河ドラマ
みたいなものが出来れば、大人気になると思うのですが。

しかし、応神天皇について、学校の歴史の勉強では
殆ど教えていないので、羽曳野市民といえども、
殆どの人が、知らないと思います。

そういった羽曳野の古い歴史と、
素晴らしい文化を学ぶことが大切であると思います。



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